21世紀に入り、企業の不祥事などが多発しています。
内部告発できるルートや手段が増えたということもあるかと思うのですが、それ以前に、その企業の古い体質を時代に応じて変化させていないことから起こっているものが非常に目に付きます。
システム等のインフラなどや、伝統的な社風など、しっかり組まれている仕組みを否定することは非常に難しいことです。
今までのやり方を継続していれば考えなくてもいいし、楽ですからね。
変化について、お勧めの本があります。
読むところが少ないのですが、非常に考えさせられる本です。
「チーズはどこへ消えた?」という数年前にベストセラーにもなった本です。
私も当時、買って2、3度読みました。
仕事帰りに本屋へ立ち寄った時、それを再び全部読み直したのですが、また新たな発見がありました。
本の内容を要約すると、「変化する周りの環境に応じて自分も変えていかないといけないよ」っていうお話です。
ネットで仕事をしていると、本当につい1ヶ月前には当たり前のこととして行っていたことでも否定しなければならないといった事態によく遭遇します。
そんな時、いち早くそれに気付き、環境の変化に合わせて自分を変化させることができるかどうかが生死を分けます。
ウェブ2.0の代表的なものとされるWikipediaなんかは、誰でも書き込み編集できるので、時代の流れに応じてその姿を変えていける最たるものです。
時代の変化に応じて、不特定多数の人によって中身がどんどん書き換えられます。
これにより常に時代の変化に対応することが可能になっています。
SEOを進めていくと、本当に昨日まで問題なく進めることができていた事柄でも、今日からは問題ありといったことになることもあります。
そういったことを発見したときに、すぐに今までやってきたことを否定できるかどうか、そういうことが大きく飛躍できるかどうかの分かれ目になることもあります。
SEO対策を行っていて、ここ一年間で一番大きかった変化に、被リンクの質というものがあります。
2006年末頃までは、関連するジャンルだけでなく、近いジャンルのサイトともリンクを進めていけば、検索エンジンでの上位表示に貢献していたのですが、最近では、自分のサイトの内容と同じテーマのサイトとのリンクを重視する傾向があり、むやみやたらに被リンクの量を稼いでも自分のサイトのプラスにならないようになってきています。
自分でサイトを運営するときには、他のサイトからリンクをたくさん張ってもらうことが検索エンジンでの上位表示には必須の手段で、それはもちろん今でも変わっていません。
しかし、同じテーマのサイトとの被リンクを重視し、全く関係ないテーマのサイトからの被リンクは加点されないどころか、むしろマイナスにさえなるのではないかと言われています。
もちろん、ヤフーやグーグル等の検索エンジンによって若干異なる評価が与えられるのですが、本質的なところは、同じと考えていただいても大丈夫です。
結局は、あまりSEOにこだわってサイトの内容を充実させるよりも、検索エンジンへの技術的な対策ばかりにこだわるようになってはいけないと思います。
SEOを行なっていれば、少なからずこういった事態に直面するのですが、その時にその情報が正しいかどうかを自分で検証を行い、悪影響を及ぼすようなものであれば、即座に方向修正する勇気が必要です。
長期的に考えれば検索エンジン最適化とは、訪問者のニーズを満たすコンテンツを持ったサイトをひたすら構築していくことに他なりません。
私は安易な抜け道を探そうと思って、いろいろ時間をとったりもしましたが、結局は時間を掛けて自分に実力をつけながらサイト構築を進めていくことが王道であり、一番揺ぎ無い土台を築く方法であると思います。
こつこつコンテンツ(記事・文章や写真ですね)を作成していく作業、被リンクを増加させていく作業、HTMLやCSSを使いこなせるようになるための作業など、これらは外部の環境が変わっても影響を受けずに持続できる資産となります。
急がば回れでじっくりと外部の変化に揺ぎない土台を築いて行ってください。